10月31日に衆議院総選挙が行われます。
まず基本情報として
衆議院議員総選挙とは
総選挙とは、衆議院議員の全員を選ぶために行われる選挙のことです。 総選挙は、衆議院議員の任期満了(4年)によるものと、衆議院の解散によって行われるものの2つに分けられます。 衆議院議員の定数は465人で、うち289人が小選挙区選出議員、176人が比例代表選出議員です。
小選挙区選挙について
全国を289の選挙区に分けて、1選挙区から1人の候補者を選ぶ選挙のことで、得票数の最も多い候補者1人が当選人となります。
何をすればいいの?
さて、投票者は以下の3つを行います。
①小選挙区選挙 候補者名を書いて投票します。
1つの選挙区から1人を選びます。 その選挙区で最も多く票を得た人が当選します。
②比例代表選挙 政党名を書いて投票します。
政党の総得票数に応じて、各政党の当選人の数が決まります。
③最高裁判所裁判官国民審査 辞めさせたいと思う裁判官にバツ印を書きます。
なければ何も書かずに投票します。 罷免可が不可の票数を超えた場合、その裁判官は罷免されます。
以上が基本的な流れになります。
①、②については、各党の公約などをホームページから見ることが可能です。
最高裁判所裁判官国民審査ってどうするの?
さて、最高裁判所裁判官国民審査。
日本国憲法第79条に規定される最高裁判所裁判官国民審査は、既に任命されている最高裁判所の裁判官が、その職責にふさわしい者かどうかを国民が審査する解職の制度であり、国民主権の観点から重要な意義を持つものです。「やめさせたい」と思う裁判官に×印をつける仕組みで、×が有効票の半数を超えた裁判官は解職される。
とありますが、正直基準に困るもの。
だって、その一票で職責をおろさないといけない可能性があるわけですからね。重い一票です。
よくわからない場合は、何も書かずに出すという選択もあります。
各対象裁判官の「審査広報」というものが公開されました。
審査を受ける裁判官の実績や心構えが書かれています。
下記も参照してみると良いかと思います。
参照1
第25回最高裁裁判官国民審査のリーフレットより抜粋
「主権者である私たちが、最高裁を変えよう。」
各県などにもよりポイントは異なりますね。
例えば沖縄の場合だと
参照2
「沖縄の重要訴訟に関わった裁判官は7人 最高裁「国民審査」対象者はどんな裁判官か 主な訴訟を振り返る」 沖縄タイムスより
10月31日は第49回衆議院議員総選挙・第25回最高裁判所裁判官国民審査の日。
仕事が忙しい方は、
10月20日(水曜日)から10月30日(土曜日)まで、期日前投票をすることができます。
新型コロナウイルス感染予防のため、期日前投票の活用も今年はぜひご検討ください。
義務ではないですが、国民の権利。しっかりと向き合いましょう。
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