2020年も間も無く終わりますね。
それにしても、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大と言うまさかまさかの事態に陥り、
苦しみもがきながら、希望を祈る一年だったように思います。
経営の立場で言うと、情報収集力とスピード力、適正な判断力が求められ、
時に知恵比べのような難問が幾つもありましたが、なんとか戦い1つずつ乗り越えながら一年を過ごした。と言った印象です。
今年の漢字
川崎市長が今年の漢字一文字を「感」
と表していたのが印象的でした。
ウイルスの感染、川崎フロンターレの感動、皆さんへの感謝と言うことですね。
ちなみに、
私の漢字一文字は「変」
ですね。
「変化、変動、応変、改変」
多くの変化が起こり、次々と変動する世の中で、応変な対応を求められ
今までのやり方を改変しながら進む必要があった。そんな一年だったと思います。
さて、そんな一年ですが
昨年度、1月1日に本年の目標として幾つか掲げてきたことがあります。
ブログ:2020年新年 敢為邁往
2020年の豊富
このブログでも書きましたが、2020年の目標を大きく分けると
雇用の安定、文化貢献、事業拡大、ITの活用
敢為邁往の如く(目的に向けて困難をものともせず、自ら決心して、まっしぐらに進んでいくこと)この4本柱の改善と強化が掲げた目標でした。
1、雇用に関して
当社ではこれまで、10年間、30名近い自由業員がおりますが、
一部委託契約、或いはアルバイト雇用がメインの雇用形態でした。
役割が大きく分かれており、運営を私と妻。(妻は現場で指導も行う)
インストラクターは現場の指導のみを担当する。
その構図は当然、メリット、デメリットがあるのですが、2年前から指導者が運営事務の仕事を担うことが必須条件となりました。それは、来る日に備えての準備でした。
共に会社のことを知り、会社の根幹を守利、助けられる人。
それを次のステップに捉えておりました。
そんな中、本年始めより、とある基準を設けた上で、正社員の雇用に乗り出し、
ついに、一年かけて第一号の正社員が内定しました。
これは、当スクールとしては足掛け11年(12年)かけた念願の一歩となります。
社員については後日紹介できればと思いますが、今後会社と、スクールのバレエ事業を担っていく大きな軸になっていくべき人物であると考えています。
また、福利厚生の充実ということで長時間勤務のアルバイトを中心に数名の福利厚生への加入、
フルタイムやそれに準ずる労働時間の従業員に対しては社会保険加入などを行い、
「芸術の世界であっても安定して食べていける人材の育成、社会の保証を受けられる体勢」ということで、取り組みました。
社会保険労務士の顧問契約なども行い、
優良企業として、従業員の生活を少しでも安定に導き保証するための対策、改善、改革などを行いました。
2、文化貢献
文化貢献という点において、
本年はコロナ自粛時オンラインサービスによる習い事受講の無料化を行って参りました。
ブログ:いろんな習い事を丸ごと受講。あなただけの習い事計画。
突然の長期にわたるステイホーム。それは子供もおうちにいるご家族にとってもストレスが溜まって仕方がないと言った状況の中、弊社ができることを考えました。
「音楽、芸術、学びの時間」習い事スクールの幅を活かして、全国全ての皆様に
学び、楽しむ時間を提供することで、多くの皆様の豊かな時間を提供できればとの思いでした。
結果的には沖縄から北海道まで200名ほどの方が1ヶ月の間に、授業を受けていただき、
また、この取り組みが評価され全国各地の新聞メディアなどが取り上げていただき、多くの感謝のお声もいただきました。ブログからチェックできます。
また、ステイホーム中の子供たちと一緒にこのような動画も作りました。
社会貢献というとどうしても、おこがましくも感じますが、私たちができることが誰かの役に立っていたのであればそれだけでも十分幸せなことと思っています。
3、事業拡大
このような情勢ではありますが、少しずつ事業拡大を進めました。
1つ目は、テナントの増設です。
こちらは、事務所と、待合スペース、防音ブースのみという小規模ではありますが、宮前菅生校の設立と防音ブースや生ピアノの設置を行いました。
2つめは、新コースの立ち上げです。
劇団四季出身の先生方とお仕事をする機会をいただいたのをきっかけに、ミュージカルコースを本格始動しました。
その他、各コース内においても例えばコンクールのチャレンジや、
受験対策、英検のチャレンジコースなども始まり、
各コース内を細かくみても1つずつ、一歩ずつ前進しております。
4、IT(AI)の活用
本年始めより、某クラウドベースの顧客管理システムや、aiの組み込まれた営業支援システム、MAのシステム導入を行い、至る所をアナログからIT化いたしました。
これらの導入や施策により、顧客管理がスムーズに行われるようになったこと、
営業面での飛躍的な売上向上、
業務の作業効率化の改善など多くの面での効果が実現できるようになりました。
また、本年末に導入したMAシステムを駆使して様々な情報収集を行い、街に根付いたお教室でありながらも、全国に目を向けた習い事スクールへの転身を測りたいと考えています。
(具体的には企業秘密になってしまうのであまりお話しできませんが、、)既に幾つか仕掛けている事項もあり、それが1つずつ確実に実を結ぶように、先手先手攻めの事業推進を図りながら、会社の拡大へと繋げて行こうと考えています。
以上が2020年に掲げた目標であり達成した事項でもあります。
2021年の目標については、改めて年明けに発表したいと思います。
最後に
兎にも角にも、2020年世間は大変な1年となりました。多くの皆様にとって辛く悲しい一年となったことかと思います。
多くの皆様にとって混乱や恐怖を与えた一年だったことかと思います。
こういう時代だからこそ、今起きている現状にどう向き合うか?
どう動き、何を考え、どのようにして進んでいくか。
答えは自分自身で決めることで、正解なんてありませんが、全ての導き出した答えが全ての皆様の希望の一手になることを心からお祈りしています。
それでは、最後になりますが、本年も弊社に関わっていただきました全ての皆様に心からお礼申し上げます。そして、全ての皆様へ多くのご多幸が訪れることを心からお祈りしております。
良いお年をお迎えください。
2020年12月31日
STart creation株式会社
代表取締役 永野隆満
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