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芸術家男子よ前へ進め!

芸術家男子。

スクールではそのように呼んでいるが、要するに

バレエや、ピアノ、歌、ミュージカルなど、女の子が多い中

夢を追いかける子供たち(大人も含む)を、芸術家男子。と表現している。


最近山﨑尚輝というピアノ講師が、運営にも入るようになり、より一層芸術家の安定職という目的のために、一歩前進したと思っている。


そういえば昔、彼にこんなインタビュー企画を持ち替えたことがある。

「ブログでインタビュー「男の子ピアノはかっこいいんだぜ!」」


以下、転載


 



先生にインタビューしてみようシリーズ、vol.9となりました。 これまでもいろいろなジャンルの先生を多数紹介してきましたが、今回は私もとても楽しみな男性ピアニスト山﨑尚輝先生にインタビューです。 (過去の講師インタビューはこちらからご覧くださいね) https://mcjoyous.com/category/blog-2/先生にインタビュー/

さて、私も幼少期〜小学校卒業するまでピアノを習っていました。音大受験のため高3から再開して今に至りますが、当時は男の子でピアノを習うということは大変窮屈なものでした(50名くらいいた教室で男子は私と弟だけ)。発表会の集合写真に映るのが、毎年嫌で嫌で仕方なかった記憶があります><) まぁあれから、30年近く経ち時代も変わりましたので、今は当校でも少しずつ男の子ピアノが増えてくる中、尚輝先生が仲間入りしてくれたことで、もっともっと男子ピアノの魅力を紹介できればと今回インタビューさせていただくことになりました。

先生にインタビュー シリーズvol.9

【山﨑尚輝先生にインタビュー】男の子ピアノはカッコいんだぜ!




インタビュアー永野(MCジョイアス):それでは、尚輝先生よろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いできますか? 尚輝先生自己紹介

山﨑尚輝先生:皆様はじめまして、山﨑 尚輝(やまざき なおき)と申します。現在は、ピアノ講師として日々勉強しながらレッスンを指導、コンクールや演奏会に出演しております。よろしくお願いします。 永野:ありがとうございます。ちなみに、ピアノは何歳から始められたのですか?また、現在ピアニストやピアノ講師の道に進もうと思った経緯なども教えてください。 尚輝先生:はい!僕自身ピアノをはじめたのは7歳の時だったと思います。きっかけは、「あの曲が弾けるようになりたい!」ということではございません。 お恥ずかしいお話ですが幼少期は大変落ち着きがない男の子だったので、落ち着いて椅子に座らせる事を習慣化させるために始めさせたと母から伺っております(笑) 当時通っていたお教室では毎年発表会がありましたが、小学5年生の時まで毎年のように「今年でピアノは辞める!」と言っていたそうです(笑) しかし、舞台上でピアノを上手く弾けたことや逆に上手く出来なくて悔しい思いを経験した事が積み重なったお陰で結局ピアノを辞める事はありませんでした。 本格的にピアノを学習したい、音楽の道で食べていきたいと思ったのは高校生2年生時でした。そして、大学、大学院と音楽の道を進みました。 大学、大学院生活の中で授業やコンクールや様々な演奏会、研修旅行等で研鑽致しました。 現在はピアニストとしてコンサートに出演しつつの指導者をしております。

永野:なるほど、ありがとうございます。やはりきっかけはそれぞれですが負けん気の強さが今のお仕事に結び付いたのでしょうね? また、かっこいい演奏会の写真もありがとうございます。バッチリ掲載させていただきます。 ちなみに、音楽をやっていると、影響を受けた或いはとても好きなピアニストや作曲家が欠かせないと思います。私も色々な影響を受けてきましたが、尚輝先生はいかがですか? 尚輝先生が影響を受けたピアニスト 尚輝先生:はい。僕は、好きなピアニストはエフゲニーキーシンです。 高校生の時にコンサートで生演奏を聴いた時に、大変衝撃を受けました。 特にアンコールでトルコ行進曲を演奏した際に弾き始めた時こそ聴衆は笑っていましたが、彼の演奏の魅力に惹きつけられていく瞬間は鮮明に覚えています。 永野:観客を一瞬で虜にするピアニストすばらしいですよね。そういえば私も1つこんなエピソードがあるんですが、人生で始めてプロのピアニストの演奏を聴いたのは、小原孝さんでした。題名のない音楽会などにも出演されてましたね。 実は、私の地元鹿児島の小さな(人口1万人くらいの)田舎町のコンサートホールにきたことがきっかけで、たまたま小原孝さんを知ることになるのですが、その時CDにサインと握手してもらったのを覚えています。笑 あれから20年ちょっとが過ぎ、毎年趣味で出かけている、クラシックフェス「ラフォルジュルネ」のフリースペースで小原さんの演奏をたまたま見かけ、「あ!あの小原さんだ。」と懐かしくなったのを覚えています。その時は二台ピアノで若手のピアニストの方とボレロを弾いていたのですが、ステージングも圧倒的で、一音一音に魂のこもった迫力に圧倒されました。 そしてなんとこの話には続きがあって、その余韻そのままに家に帰って数日後。当時住んでいた家の目の前をこの前ステージで観た小原さんが歩いていたのです。 なななんと、実は当時住んでいた私の家のすぐ御近所さんだったというオチです(笑) この溝の口の街って、偶然がいくつもあって(たまたま通うことになった美容室の店員さんで奥さんの担当の方が、私の地元の同級生と同じ高校の友達だったり、10年来の古い付き合いの友人たちが多数住んでいたり、毎年引っ越してきたり、かつて、10年近く演奏の仕事をしていた方の実家が、現自宅から徒歩圏内だったり)などなど。人を惹きつける街溝の口。という偶然の不思議体験をいくつも経験しています。 話がだいぶ逸れてすいません(笑)インタビューに戻って…さて、ピアニストに続き好きな作曲家はいかがですか?



尚輝先生が好きな作曲家

尚輝先生:はい!僕の好きな作曲家は、ラフマニノフやチャイコフスキーです。 特にラフマニノフは昔から憧れていたのでホールで協奏曲を演奏している時に、まだまだスタートラインではあるけれど、ようやくここまで来ることが出来たと胸が熱くなった事は忘れられないですね。 永野:ラフマニもチャイコもいいですねー。私も好きです。特にこの仕事をしていると特にバレエスクールなんかでは、くるみ割り人形などの舞台も作るので、チャイコフスキー作品とは切っても切り離せない関係にあるので。毎年恒例なくらい、冬になると聞きまくってます(笑) さてさて、ここで男性ならではというか、男の子だからこそのピアノの魅力についても語っていただければと思います!


男の子(男性)ピアノの特徴について

尚輝先生:まず女性と男性で大きな違いがありますね。それは精神的ではなく肉体的なお話です。やはり男性の方が女性よりも骨格もしっかりしていますし、筋肉量も全然違います。そういう点において女性では中々苦労されるパッセージや重圧な音色を出したい時に男性は特に不自由なく出来てしまう事が多いと思いますね。 永野:プロのピアニストの映像なんかを見るとよくわかりますが、女性のピアノは繊細で美しく(もちろん力強いピアニストもいますが)、そして男性のピアノは大迫力でカッコよく。というイメージがあります。 男の子ピアノはカッコいんだぜ! という今日のテーマの部分になりますが、男の子ならではのピアノの弾き方をしっかり育てることで、将来ピアノが弾けるという武器があることは何かと役に立つことも多いです。 それに、どの女子に聞いてもピアノ男子はかっこいいと口を揃えていいます。ちなみに私は、奥さんがピアニストなので、この技を繰り出すことはできませんでしたが、例えば、今日は決めるぜってデートの時なんかに、ピアノが弾けるという武器を最終兵器に隠し持って、、、(以下略) さてさて、それでは具体的なレッスンについてもお伺いしたいのですが、レッスンについてはどういったことを心掛けていらっしゃいますか?



尚輝先生のレッスンの想いや特徴について

尚輝先生:まず初めに申し上げておきたい事ですが、ピアノを始める時期が遅いかな?ということはございません! 全く楽譜が読めない方でもしっかりとサポート致しますのでご安心ください。 どの生徒さんにもしっかりと基礎から学んでいただいております。 基礎が正しく身についてなければどれだけ練習をしても上達が見られないだけでなく、正確なリズムや音符の長さなどわからないまま成長してしまい間違っている事に気付けない状態になってしまいます。 そうなってしまうと新しい曲を学ぶ度にやり直さなくてはならない上に、癖になってしまったものを直すとなると大変時間がかかることなのです。 又、ただ単に指を動かして演奏するのではなく、どのような音色を出したいのか等、音楽を感じる心を大切にしたいと心がけております。 生徒へのメッセージ 音楽において何よりも楽しむ事が大切であると考えています。世代性別問わず、生徒の皆様とのコミュニケーションを大切にしながら、それぞれの「自分の音楽」を尊重し、ともに良い音楽を作りあげていけたらと思います。 永野:ありがとうございます。ピアノは弾き手によっても全く異なる楽器だと思います。音色、表現そういったものをしっかり感じ取り、解釈し音を奏でる。ある種感性も大変養える楽器だと思っています。尚輝先生のレッスンは、男性ピアノ、男の子のピアノ希望者はもちろん、一人一人の個性を存分に育て、感性を養う。そんなレッスンに特徴があると感じています。そういった心は、生活面、日常面でも大変役に立つので、尚輝先生のピアノを通じて多くのことを感じ取っていただけたら嬉しいなと思いました。 尚輝先生、今日はお忙しいところご協力いただき本当にありがとうございました。今後とも是非、感性を刺激する、そんなレッスン楽しみにしています。 男子(男性)諸君、MCジョイアスにピアノを習いにみんな集まれー!!! インタビューに協力いただいた山﨑 尚輝(Naoki Yamazaki)先生Profile


ピアノ講師

  • 洗足学園楽大学ピアノコース器楽専攻卒業。同大学院研究科修士課程修了。

  • 2014年にウィーン研修に参加。

  • 2016年べーテン音楽コンクール第2位。

  • 2017年第7回小山市新人演奏会に出演。

  • 2018年第42回ピティナ・ピアノコンペティショングランミューズ部門A1カテゴリーにて全国決勝大会に入選。

  • タチャーナ・ゼリクマン、プロニスワヴァ・カヴァラ、マーティン・ヒューズ、ミハイル・リツキーの各氏の特別レッスンを受講。

  • これまでにピアノを安嶋健太郎、鳥羽瀬宗一郎の各氏に師事。現在、フリーランスにて講師活動を務める。

  • 現在もソロやコンクール、アンサンブルの伴奏等の本番に挑み続けている現役プレイヤーでもある。



 

とまぁ、ご縁もご縁。一人、また一人と同じ目標を目指す仲間が増えていくのは嬉しい限りである。


芸術家男子よ。もっともっと増えてほしい。


続けるも才能。


世の中がもっと彩られていくように、

芸術家がしっかりと安定して食べていける世の中にしていくこと。

それが私たちの責務だと思う。 最後に、今回インタビューした中で芸術家男子のみにスポットを充てて動画を公開し今日はこの辺で。






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