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本年度グランプリ、各受賞作品の結果発表!(溝の口短編ホラー・サスペンス映画祭2023)

更新日:3月25日



今年の5月にこの企画を立ち上げ、各媒体にお知らせをさせていただきました。

あれから3ヶ月、あっという間の期間でした。


「実際に集まるのか?」


という不安から、実際に多くの作品が全国から届き、

今後このコンテストが続いていく中においての期待であったり未来を予感させる

そんな3ヶ月を過ごさせていただきました。


また、全ての作品に目を通させていただきましたが、

やはり根底には、我々委員会メンバーが青春時代をホラー映画、ホラーサスペンスに捧げてきた大のホラーサスペンス好きということがありますが、

評価させていただく過程においても、非常にワクワクする作品視聴が出来、企画側でありながら、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。


さて、それでは早速ではございますが、本年度の各部門賞の発表から順番にさせていただきます。




 

ホラー部門賞

まずは、ホラー部門賞の発表です。



作品名 腹減った

作品あらすじ 腹が減ったのは男だけでは無かった...


監督名 高上雄太

脚本 高上雄太

役者名一覧 高上雄太




審査員コメント(講評)


何気ない日常の中に突如捩じ込まれる非日常。

ありえないと思いながらも

「もしかしたら…」という恐怖が後引く怪作。

工藤健 (STUDIO STartcreation動画制作部ディレクター)



大変短い作品ながら非常に起承転結が明確で、まるで音楽を聴いているかのような、リズミカルなテンポ感を感じる映像作品に感じた。また効果音における音の定位も立体的にデザインされており、音再生環境によっては、より作品の面白みが増すように感じた。

ただのホラー作品というより、芸術的観点からのホラー映画作品に進化できる要素のある作品だと感じる。

永野隆満 (STart creation株式会社 代表取締役 )






 

サスペンス部門賞


続いて、サスペンス部門賞の発表です。



作品名 グレッチェン


作品あらすじ

殺人代行管理センターに所属する暗殺者“グレッチェン”。その夜、彼はハラスメントによる長期休職から復帰して一件目の任務を終えた。マニュアル通り上長に代行完了の報告連絡をするのだが、電話に出たのは当のハラスメント上司だった。


監督名

早田優太


脚本

早田優太


役者名

早田優太



審査員コメント(講評)

コンセプト文を見た時、

「なんだこのファンタジーな狂った設定は?いったいなにを見させられるんだろう。」

一呼吸置いて重い腰を上げながら再生ボタンを押した。

しかし、そんな悩みはすぐにふき飛んだ。


入りのテンポ感も良くすぐに世界観に没入できた。

コンセプト文のとおり、アニメっぽいファンタジーな設定で

アニメ好きっぽい主人公がそこの住人を殺して一服する。その様は猟奇的殺人だ。

誰かと電話してるアニメっぽい対話がまた飽きず素晴らしい。


だがここでひっかかる。電話主の声は聞こえない。

そもそも電話の主などいたのだろうか。

主人公と住人も1シーンごとに映り、どことなく体型も似ている。

パパの絵も主人公に似ているし、首を切り落とすあのシーンも映らない。

もしかしたら全て主人公自身の自作自演?

わからない。

事実として映るのは、彼はひとりで用意周到に住人を殺し、

ひとりでなにか話しだし、ひとりで自己問答を繰り返しながら首を切る音が聞こえるだけだ。

本当に殺し屋だったのかもしれないし、

ひとり妄想に取り憑かれたヤバい人なのかもしれない。

殺人なのかそれとも自殺なのか。考えれば考えるほどわからなくなる。

だが殺人なんてものはそもそも理解しようとする方が難しい。


理解してはいけない。

だから考えるのはもうやめた。


こんなトチ狂った設定をひとりで考えひとりで撮影した人を称賛すると同時に、

わたしはまだ殺されたくないので、今回の賞としました。

おめでとうございます。


福島薫 (株式会社OTOK 代表取締役)




以上、各部門の皆様おめでとうございます。



 


そして、ここでグランプリの発表...

といきたいところですが、

その前に、部門賞、グランプリにあと一歩と届かずとも、

審査員の心を鷲掴みした実に惜しかった2作品について、

紹介させていただければと思います。




実に惜しかった(1作品目)


こちらの作品は、審査委員の一人である志賀大三の推し作品です。

私たちがホラー映画の活動を始めた原点でもある、今から約20年近く前の発起人であり、彼があの時に僕らに「ホラー映画を撮ろう」という声かけがなければ、

この団体の存在も無ければ、この映画祭が開かれる未来などなかった。

そんな全ての始まりを作った人物です。



作品名 古写真


作品あらすじ

旅先で拾った古写真をモチーフにしたショートホラー。 旅行最終日、旅館でチェックアウトの支度をしながらくつろいでいた隆。思い出と共に旅先で拾った古写真をながめていると声がして…。


監督名 中村好伸

脚本 中村好伸

役者名 宮本伊織(Iori Miyamoto) 緋真煉(Nel Hisana)



審査員コメント(講評)

冒頭にどれだけリアリティを込められるか、という点もホラーの要素としてあると思われる。

そういう意味で古写真の入手背景を省いたところには賛否が割れた。

ただその写真自体のクオリティやその後のザ・ホラーの流れはとても自然で素晴らしい。


志賀大三(映像作家)




実に惜しかった(2作品目)


続いて、2作品目。


この作品は、今回の溝の口短編ホラーサスペンス映画祭を実際に形にした

審査委員の永野隆満の推し作品です。そして、志賀大三と共に、ホラー映画の活動を始めた初期メンバーの一人でもあります。


作品鑑賞直後、

「チキショーマジで油断した〜!!!チキショーそうきたか!!!

あー騙された!!!すげーよ!!あーチキショー!」

とずっと連呼していました(笑)



作品名

私 の理想の家族


作品あらすじ

母のお墓参りから帰宅すると家に届いていた謎の「まほうのつつ」。その筒の奥には、覗いた者が求める景色が見えるという摩訶不思議な代物だった。


監督名 奈良拓摩

脚本 奈良拓摩

役者名一覧  奈良拓摩 奈良亜希子 奈良清藏 奈良百花


備考 家族に手伝っていただき、編集、監督、脚本、撮影、全て自分一人で行った人生初めてのホラー作品。



審査員コメント(講評)

映画作品における一つの醍醐味は、みてくれの高画質、高音質の、映像クォリティや音楽などではなく、もっと根底にある、「独創性」、「観る側をハッとさせる転結部分」にあると思っている。それこそが私的サスペンスの面白さである。


本作品が処女作であったこと、役者も実の家族であるという点、そしてホームビデオで撮ったような画質から、一つの固定概念が生まれてしまった事が要因の一つではあるが、

まんまと油断してしまった。


鑑賞後の、なんとも言えない余韻にひたりながら、

「まさかあのBGMのボリューム感やバランスも」、

「まさかあの手作り小道具感も」、

「もしかすると解説文から全てが最初から仕組まれていた私を騙すためのトリックだったのか?」

と、後から後から深読みしてみては、本作品に「してやられた感」を抱いている。

永野 隆満 (STart creation株式会社 代表取締役)





以上二作品を、今回ノミネートはならなかったものの、特に審査委員が印象に残った作品として紹介させていただきます。

なお、後日こちらの二作品の団体様には、次年度上映会の出展や参加について特別招待枠で上映検討しております。改めて後日、メールなどにてご連絡差し上げさせていただければと思います。



 

さて、というわけでいよいよ部門賞2つ、審査委員の印象に残った作品をご紹介させていただけたところで、ラストは、本年度のグランプリの発表です。



見事本年度のグランプリに輝きましたのは、





ダララララ(ドラムロール)・・・





・・・






ダララララ






・・・






ダララララ






・・・




ジャーン!!!!!!!








第一回溝の口短編ホラー・サスペンス映画祭2023

グランプリ



ゆとり自由帳さんという団体さんが制作されましたVlog。に決まりました!



作品名  Vlog


作品あらすじ

廃墟探索系Vloggerのともるんは群馬県にあるイワクつきの廃墟に足を踏み入れる...。


監督名 庭山智章

脚本 庭山智章


役者名 

ともるん 山田真央

おばけ 宮本絵利佳



審査員コメント(講評)


理由

「女優さん可愛い」

「何回もおかわりしたくなる作品」


実際に、審査中何度も何度も巻き戻しさせていただきました。



しかし、これだけが理由.....だけではございません!笑




本作品には、これぞ王道ホラーと呼ぶにふさわしい、カメラワーク、絶妙な音響効果

「そうそうこの展開、このタイミング、この間だよね」

など、ホラー映画において体感したいと思える要素が詰まっていました。


ここで、本コンテストの募集要項に書いた一文を紹介します。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「学生時代、数少ないホラーサスペンス好きの友人たちを集めてサークルを結成したあの日。気味悪がられながらも夜な夜なカメラを回したあの日。

甘酸っぱい青春は、いつも廃墟の前だった。

恋人と過ごしている時間よりも、仲間とホラー映画を見ている時間のほうが多かった。


そんな、ホラー映画好きの主宰者が大人になり作った

日本でもマニアックな映像コンテストを開催!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


全ての作品甲乙つけ難いレベルの高い作品の数々でした。

正直、純粋な作品クォリティだけで決めるのであれば、一等賞は複数ということになるでしょう。

しかし、コンテストという特性上、1団体だけの一等賞を決めなければなりません。

最後の決め手は、


「かつての青春時代に立ち返ったような、荒削りでも正統派の手法が垣間見れる作品」


ということで本作品を最後の最後、全員で悩みに悩んだ結果、

私たちが選ぶ本年度の第一回溝の口短編ホラー・サスペンス映画祭2023

グランプリとしました。


ゆとり自由帳の皆様おめでとうございます。






今回グランプリ及び各部門賞に選ばれました3団体の皆様には、

これから弊社でオリジナルのスペシャルなトロフィーを作成しお送りいたします。

制作に10日〜2週間程度かかりますので、また完成次第お知らせいたします。



受賞されました3団体の皆様と、今回審査委員が選ぶ推し作品に選ばれました2団体の皆様につきましては、来年度夏第二回開催の際の特別招待枠として、

作品の上映権(本作品でも新作でも可)と、団体の皆様のプロモーションの場を提供できるよう計画しております。こちらの詳細につきましても、後日(弊社が夏休み期間に入っているため8月18日以降)該当団体の皆様にご連絡させていただきます。




それでは、これを持って本企画の記念すべき第一回は終了となります。

この企画に関わっていただきました全ての皆様ありがとうございました。


第二回についてはまた改めて準備が出来次第、

当団体のFacebookページ https://www.facebook.com/horrormoviecontest

及び本ブログでもご案内させていただければと思います。



世の中のホラー好きの心をくすぐるような企画を目指して。

第二回でまたお会いしましょう。




深謝



追伸 

第二回開催が決まりました。2024年8月20日/公募締め切りは7月1日まで。

詳細


溝の口短編ホラー・サスペンス映画祭2023 一同

info@studio-startcreation.com



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