前回の続き
前回は、民間資格の自己満に溺れるがあまり、気にもとめてこなった国家資格。
しかし、大きな買い物を決意するに至り、国家資格の恩恵があまりにも大きいことを知り、サクッと学んで短期間で取得可能な国家資格はないか?
と言う結論に達した。
本日後編では、その続きから取得までの話について書いてみた。
なんの国家資格をとってみよう
さて、国家資格を取ろう!とざっくりと言ってはみたものの種類が多すぎる。
国の資格制度一覧(実は313あるらしい)
今更、転職するほどの資格を取る気にはなれないし、全く無関係で今後も無意味な資格を取っても役には立たないだろうし(まぁそもそも興味ない勉強に私の性格上、全くやる気は出ないだろうし)。それに目的からも、短期間で(半年くらい頑張ればサクッと)合格しやすい資格であるべきだろう。ペーパーテストだけでそれらが叶うならなおよし。
などと、お国のお力添えを得たいとか言っておきながら、だいぶワガママなことを思い浮かべていた。
そうだ!やはり経営者であるためには、「お金に関すること」「そうだな投資なんかもいいな」、「とにかく学んだことが実生活に役立つことが良いだろう」と考えた。
そんな都合の良い資格などあるのだろうか?
教えてグーグル先生!
「経営 資格 」検索 ポチ
そして、すぐに以下がヒットした。
・中小企業診断士
→合格率2%だから辞めとこう。俺は勝ち戦しかしないのだ!(い...いつの日か)
・MBA
→資格ではなく学歴になるらしい。(興味はあるが今は時間が十分取れなそう)
・経営士→響きはグッとくるが、どうやら民間の資格らしい。(今回の目的からは逸れるので辞めとこう)
・ファイナンシャルプランナー
→あー、よく聞くけど、結局これってなんだっけ?
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といい、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)。公式webサイトより
、、、ん?ちょっと待てよ?
ファイナンシャルプランナーとやら、俺の興味にマッチしていないか?
さらに、合格率も(3級までは)高く、
、、、さ・ら・に、まさかの、「国家資格じゃないか!」
自分が興味のある、めちゃくちゃ都合の良い国家資格、あった(笑)
確かに、職業上、お金にまつわる相談や計画は切っても切り離せない中にある。
特に、この仕事をしていると、これらのことを理論的に考えなければならない場面が出てきくる。
それに、10年近く前から資産形成のためにあらゆる投資を始め(株、金やプラチナ、積立NISA、iDeCo、貯蓄型の性質を持った保険(養老保険)、REIT投資など、分散投資でなんとか小さな利益を生んできたが、
理論的に?というよりは、感覚的に?という感は否めなく、
自分の将来的な資産形成方法をしっかり、理論として知っておくためにも、この資格は面白いんじゃないのか?
よし、決めた。
2023年中に、ファイナンシャルプランナーの資格を取ろう!
そう決意し、即日その足で本屋さんへと向かっていった。
ファイナンシャルプランナー合格への道
早速、本屋さんで本を買ってきた。(後から必要に応じてもう一冊買うことになった
のでそちらは最後の方で紹介します)
今更難しい言葉の羅列はごめんだぜ。楽して漫画で1発合格じゃ。
一発合格! マンガで攻略! FP技能士3級22-23年
ファイナンシャルプランナーの試験概要
ファイナンシャルプランナーは、「学科試験」と「実技試験」が設けられている。
その両方を合格すると晴れて資格が受け取れる。
学科試験と実技試験は同日に実施され、両方の試験を同日受検可能。
試験項目は
学科試験が「個人の資金計画、保険、税金、投資、不動産取引、相続」
の6項目があり、それぞれ60問出題される。
あるwebサイトでは合格するまでに必要な勉強時間は平均して100時間程度。と書かれてあった。知識を幅広く求められるので、それなりの勉強は必要である。
実技試験は20問の記述式となっており
「個人資産相談業務」をテーマに出題される。
学科試験の範囲をほぼ網羅するため、学科試験をパスできなければ実技での応用は難しい。
試験日は年に3回
1月、5月、9月に行われている。
神奈川県内だと、横浜(みなとみらい)や川崎(専修大学内)で開催されていた。
ちなみに、私は性格上猪突猛進型と思われがちだが、物事を決断するまでの過程こそ突発的に突き進むことも多いが、実際の土俵に上がる際は、しっかり準備してより勝つ確率をあげていくのが常套手段で、
今回もより確実に合格するために、わざわざ学科試験、実技試験両方を同日に受験することは避けた。
「まずはやることが散漫にならぬよう5月の学科試験のみを受験」し、
確実に合格を勝ち取り。
学科合格後に、
「9月の実技試験を取りいく(学科がダメだった場合に9月に学科と実技のW受験)」
とすることで、より確実に1つずつ歩幅を進め、今年一年かけて資格を取りに行くための戦法をとった。
FPの勉強について
限られた時間で学ぶためには、気難しい言葉をより分かりやすく理解する必要がある。
漫画でわかる。というキャッチーなテーマがとてもよくとっつきやすい本であった。
毎日勉強できたわけではないが、せめて週に1回、ちょっとした電車移動の時などに、
読んでは、ポイントをノートに起こして...を繰り返し、備えた。
試験直前で買った2冊目。
うかる!FP3級速攻問題集 2022〜2023年版
漫画でほぼ理解したものの、実際の問題がどのように出題されるのか?についてはやや不安があったため、試験1週間前にこちらの本を追加で購入。
この本は実技にも対応しているため、一冊買っておけば学科試験合格後、実技試験対策に使える。
ということで、こちらの本で過去問を解き、
間違った問題は、解説を読んで理解しより万全で備えた。
結果
5月の学科試験「1発合格!」
合格通知後2ヶ月ほどサボっていたため実質、勉強時間に充てられたのは試験2週間前であったが、学科試験で学んだ上積みがあったのでそこまで難しくなかった。
9月....実技試験 「1発合格!」
ということで、無事今年の目標である
個人の目標:「学んだ結果を形にする」「国家資格をとる」
無事達成である。
何より、日本国民である以上知っておくべき当たり前の知識「保険の知識、年金の知識や計算方法、税のこと、投資のこと、様々な制度」について知識を深めることができたのは、当たり前ながら大きい。
さぁ次は、勢いにのって、2級?1級に挑戦?
いいえ。この資格はとりあえずここまで。
なぜって?
俺は勝ち戦しかしないのだ!
※最後に今回共に戦った戦友たちを紹介しよう。
汗と涙でボロボロに....(雑に鞄に放り込んでいた結果)
これからは知識を忘れかけた時、たまに手に取る愛読書として活躍することだろう。
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