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- 2022年4月11日
- 読了時間: 4分

第5節鹿児島ユナイテッドFC vs. 藤枝ＭＹＦＣ「ハイプレスとハードワーク」

開幕から気づけば5試合目。

とりあえず、ここまで2勝2分ということで、負けていない。４位は出足不調の鹿児島にあって、今年は調子の良さがうがえる。

６位・藤枝こちらも好調。

注目は、なでしこジャパンの岩渕真奈選手のお兄さん。

#岩渕良太選手。万能型、GKを除く全てのポジションでプレー可能なユーティリティ性も持った選手。このタイプの選手の場合に多いのが、抜群のセンスを持ち合わせた選手で、とにかくサッカーIQが高い特徴があるので、チームに一人は欲しい選手。今日はどこで出場するのだろう？

もう一人は #鈴木惇選手。

元アビスパで140試合以上に出場していたベテラン選手で、中盤の攻守に決定的な仕事のできる厄介な選手。

今日のメンバー

#鹿児島ユナイテッドＦＣ

GK 31 #白坂楓馬

DF 17 #星広太71'

DF 4 #広瀬健太

DF 23 #岡本將成

DF 5 #薩川淳貴

MF 30 #木村祐志

MF 35 #中原秀人 79'

MF 10 #ロメロフランク 58'

FW 11 #五領淳樹'

FW 9 #有田光希 46*'

FW 36 #米澤令衣

控えメンバー

GK 1 #泉森涼太

DF 50 #井原伸太郎

MF 14 #野嶽寛也 79'

MF 15 #渡邉英祐 71'

MF 20 #圓道将良 58'

MF 8 #牛之濵拓 71'

FW 19 #山本駿亮

立ち上がりから鹿児島がペースを握ります。

14分、左サイドからペナルティーエリア内に進入したロメロフランク。

スーパーテクニックで相手を切り裂き、ふわりと浮き球クロス。

有田光希選手の強烈な右足のボレー。

綺麗に、かつ豪快に突き刺す！

今年の新戦力が今日も大活躍。

有田選手は、前回の宮崎戦に続いて２試合連続ゴールですね。

彼は、本当に正統派ストライカーという感じ。

左右、頭、どこからでも丁寧に点を取れる素晴らしい選手ですね。(私がこのチームのファンになってからはこういったタイプのFWは初かも)

しかし、藤枝のサッカーもしっかりボールを保持して攻めるサッカー。

鹿児島のサッカーに似ています。

サイドから、中央から、危険なボールがどんどん出てきます。

今日はスペースにスルスル抜け出してくる、岩渕選手。

そして、鈴木惇選手の存在感は凄まじいですね。

ほとんどのボールは必ず彼を経由してから展開いるように感じました。

また、運動量も豊富で、中盤の底でしっかりボールを防ぎ、

ここぞというところでのロングスルーパスなど、キックの精度も高く、

非常にハイレベルな選手でした。

何度かバーに救われた展開もありつつ、点差を守り切ります。

ハードワーク

今日は(も？)鹿児島FCのハイプレスが効いています。

大嶽監督の堅守サッカーはハードワーク。

五領選手、米澤選手はもちろん、走れる選手を好む傾向にあるのでしょうか。

それは、年齢は関係なく、です。

なぜなら、五領選手も有田選手、ボランチの木村選手に中原選手、ロメロ選手、みんな３０オーバーですから。

年齢ではなく、経験や実績でもなく、先ず頑張れる選手を中心にしたチームづくりは非常に

わかりやすくて気持ち良いですね。

ロスタイムには、なんとか同点に追いつこうとGKの #内山圭選手が再三ゴール前まで上がり、パワープレー。

一か八かですが、悪くない判断です。このチャレンジは攻めようがない。

しかし、今回は運が悪かった。

CKからのクリアボールを鹿児島がつないで、J3最強の高速カウンターを発動。

最後は米澤選手が、丁寧にゴールに流し込んで勝負ありです。

２−０

で終演！

次回は土曜日に鳥取戦。ホームでの試合です。

現在3位。確実に一歩ずつ、勝ち点を積み上げていって欲しいです。

おまけ

昨年全十字靭帯損傷で１年以上もリハビリをしていた「うっしー（我が家でそう勝手に読んでいる笑）」こと #牛之濵拓選手がついに今日の試合復帰出場を果たしました。神出鬼没、昔の日本代表シャドーストライカー森島寛晃選手のように。いやもっとわかりやすく例えるなら、うなぎのようなスルスル〜っと気づけば相手の隙間から顔を出してきて、スルスル〜っと縫うようにボールを運び、チャンスメイクする、非常に運動量豊富で、希少なタイプの攻撃的中盤選手。今年は多くの手数をもって、戦えるそんな期待に溢れています。