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J3リーグ第21節 鹿児島ユナイテッドFC VS FC岐阜「終盤兄貴のドナドナ〜で今日も満身創痍の3連勝」

更新日:2020年11月6日

Jリーグもあっという間に21節ですね。

今年は鹿児島ユナイテッドFCの試合を全試合みようと息混んで、早3ヶ月。

今週はJ3が二試合。日本代表戦もあったし、

台風もきていると噂もあったしで対応に追われ、仕事もバタバタだったしで、

とてもバタバタあっという間に過ぎた1週間です。



さて、前回負けた岐阜との試合。

印象ですが、今回一通り全チームを観ていて、負けたチームについては勿体ないなーという試合が8割。ちょっとこれは、勝てるイメージが沸かない。

というパターンとの2種類あって、FC岐阜については後者のイメージ。


他には長野も試合を通してこりゃ強いなっていう印象。正直首位独走の秋田は割と互角な印象を持っています。もちろん戦術的な相性もあるのでしょうが。


さて、では早速今日のレポートまずはスタメンです。


スターティングメンバー

#大西勝俉 GK 13

#フォゲッチ DF 2

#青山直晃 DF 22

#岡本將成 DF 3

#砂森和也 DF 24

#ニウド MF 39

#中原秀人 MF 38 ▼90+2分

#枝本雄一郎 MF 16 ▼56分

#牛之濵拓 MF 8 ico_goal59分

#酒本憲幸 FW 20 ▼83分

#馬場賢治 FW 50 ▼HT



リザーブメンバー

畑 実 GK 31

#水本勝成 DF 23 △90+2分

田中奏一 DF 26

八反田 康平 MF 21

#三宅海斗 MF 41 △56分

#米澤令衣 FW 36 △83分

#萱沼優聖 FW 17 △HT



総評

前半

今日の試合を観ていて思ったのですが、印象を覆してくれる内容でした。

それは、前回高崎 寛之というベテランの名選手にボコボコに(ハットトリック)

やられた印象が強すぎるってことでしょうか。


元々強い、早い、高い、というオールラウンドに凄いFWだってのは知ってましたが能力の差を見せつけられた印象でした。

鹿児島にも渾身的なFWや技術の高いFWはいくらでもいますが、THE CFみたいな選手が薄いので(個人的にはこの選手いいなーってのはいるんですが)、そういうセンターフォワードの核の選手がいるこのチームはかなり強いなという印象が拭えずにいました。



それもそのはず、今となっては、歴戦の猛者岐阜は強いですね。

鹿児島ユナイテッドよりも遥か前からJ2の常連でしたし、

選手も昔、三都主や監督にラモスがいたり、今も元代表(日本代表中心CF、足元強さ、懐の強さ、得点力抜群の、前田遼一選手)や、かつてのネームバリューのある方関わっており、あの人は今系のかつての名選手が多いので、20年以上サッカーを見ているファンとしては痺れるチームの印象です(笑)




今回も、長野戦のように一方的になるかもなーと覚悟はしてました。

しかし意外や意外。前半はほぼ互角の展開で折り返しました。


あれ?前回のような迫力はないぞ。これは、可能性あるんじゃないか?

そう思わせる前半でした。



後半

萱沼選手が馬場選手に変わり登場です。


馬場選手は、元岐阜ということでした。

当時0得点。鹿児島でもう一度花開いた感じなんですね。

今回古巣で一旗あげたかったでしょうがまぁしょうがないですね。

それでも人柄なのか、愛されキャラなのか、岐阜からは多くの拍手をいただいている印象でした。


さて、そんな馬場選手に変わり、萱沼選手が入ると、綺麗なサッカーから一気に肉弾系、または、渾身的なチームに変わります。私の中では、流れを変える切り札(いわゆる #スーパーサブ )の印象です。


試合は交代選手により一気動きます。

萱沼選手もそうですが、前節、いやそれ以前も出るととんでもないプレーを披露する突貫小僧三宅海斗、私はJ3では高次元ドリブラーだと思っているんですが彼が55分に出場するわけです。


やはりリズムを作られる展開というのは、試合に大きく影響するのでしょうか?


三宅がペナルティエリアにグイグイ進入し、相手DFはたまらず外にボールを出します。

スローインになったボールを、フォゲッチ選手から酒本選手に繋ぎ、クロスでゴール前へ。

萱沼選手がそらし、牛之濵選手がゴール。



1-0



本当にいい時間帯ゴール。

相手も、ホームですしこれは焦りますね。鹿児島としては「よくやった」そんな展開。


エース #前田遼一 選手に変わり、前回ハットトリックで完膚なきまでに叩きのめされました #高崎寛之 選手が入ってきます。


前田選手は経験値、そしてボールが収る展開が厄介でしたが、実はプレースタイルが分かりやすい。

全盛期はそれでも止められない凄みがあったのですが、流石に38歳。全盛期からは大分落ちてきている印象です。


それに比べ交代で入った高崎選手は33才。

これで結構機動力や馬力もあるので、掴みどころがないだけに実は、かの名選手前田選手よりさらに厄介なわけです。


DF、ボランチも含めてしっかり抑える必要がありますね。



後半、攻防は激しく続きます。しかし大西選手のセーブやキャッチングを含め今日はノーミス。

しっかり安定しています。DFの岡本選手も安定して、キーパーからのキックには、ヘディングで真っ先に競りあいに行くし、相変わらず縦パスは鋭いし、ガツっとあたりに行くしで、仕事をさせません。


終盤兄貴のドナドナ


やはりハイライトは83分ですね。今日も体を張り、しっかりキープし、必要とあらばポジション無関係に無尽蔵に様々なボジションに攻守顔を出す酒本兄貴。


ついに、力つきタンカで運ばれます。

ここ何試合そういう試合が多いです。


酒本さんが、燃焼して最後たんかで運ばれる瞬間、我が家ではいつもドナドナを歌います(笑)



私も同級生なので応援したくなります。今日もよくやったぜ!そんないつもの見慣れた光景になりました。いやー酒本さん、今日もありがと、マジでナイスプレー。


今日も大拍手です。


そして82分スピードスター米澤選手。


これでワンプレーに期待しつつ、

90分には、ストッパー水本選手。

これで、試合を締めます。



1−0。


今日も勝ち三連勝。前回のリベンジを無事果たしました。





金鍾成 監督コメント

難しい(試合の)中でいかに勝ち点を積み重ねるか、内容よりも勝ち点3なので、そこを選手たちが集中してよくがんばってくれたと思います。 (前回のFC岐阜戦からの対策は) 相手の対策より、我々がいかに前線にボールを送り込めるかによって全体のペースを掴めるか。後は、選手が変わってもしっかりクロスに対応するようにできるかでした。 (今日は)しっかり守りきれたと思います。 (無失点について) 勝ち負けは、際できまると思うので、体をはるという際の部分やパスやシュートの質を個人で上げることが勝利につながっていると思います。 (選手交代の意図について) 1試合を通じて、効果的なタイミングを意識しての交代になったと思います。 (上位チームとの3連戦について) 1つでも多く勝って勝ち点を積み重ねていく、これからの戦いも変わりないと思うので、次の試合だけを意識して準備していきたいと思います。



J3 21節順位表


さて気になる順位は変わらず6位。

気になるのは、秋田と今回勝った岐阜が一試合足りないこと。


そして、全体的には、以前負けた4位相模原が負け知らずなこと。


そして、上位6チームが勝ち点5位内の接戦であること。

落としてはいけない試合が続きます。


次回は、来週日曜日。18日のセレッソ大阪U23戦。



1つ1つ落ち着いて勝ちにいきましょう。

 

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