さて今日の名言は遠藤周作さんの名言です。
まず遠藤周作とはどんな人物？というところから書いていきます。
小説家、文学者ということですが
彼の受賞歴がすごいです。
芥川龍之介賞（1955年） 新潮社文学賞（1958年） 毎日出版文化賞（1958年） 谷崎潤一郎賞（1966年） 読売文学賞（1979年） 日本芸術院賞（1979年） 野間文芸賞（1980年） 毎日芸術賞（1994年） 文化勲章（1995年）
とあります。
つまり誰もが認めた文豪、天才執筆家というところでしょうか。
またカトリック教徒でもあり36歳の時に初めてキリスト教を描いた小説『最後の殉教者』を執筆します。
小説の題材としたのは長崎の隠れキリシタンです。
この辺りの話についてはまたいずれ取り上げたいと思いますが、
まぁ彼のような作家の場合チャンスは本当に一回きりだったのか？
と思ってしまいます（実績的にも笑）。
ただ、これはまたとないチャンスだ！
そういうことって誰にしも一度くらいありますよね。
そういえば以前、私の奥さん（ピアニスト）が急な演奏CMの撮影で明日演奏してくれないか
とお声がけをいただいたことがあります。楽器のプロモーションのCMだったのですが、
内容はこうでした。
クラシックの大曲を明日までに３曲暗譜し、その曲を演奏している様子を撮影。
というものでした。全く弾いたことのない曲とのことでしたが、根性のある私の奥さん。
なんと徹夜で朝から翌日の家を出るギリギリまで３０時間ほどひたすら引き続け、
そのCMの撮影をやり遂げたのです。
こうして、彼女は信頼を勝ち取りその先の、大きな仕事へとつなげていくわけですが。
チャンスというのは稀に転がってきます。
しかも無茶振りだったり、とんでもなく高い壁だったりなんてこともありますから、
たいていの人は、無理だと決めつけ、逃げるでしょう。
ただ、そのチャンスで踏ん張ると未来に繋がることがあるわけです。
ピンチという名の好機を生かすか逃すか？
それはあなた次第だということです。
今日の名言：人間の一生には一度はまたとない好機が来る
遠藤周作
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