【アキバレエスタジオの生徒は多才で優秀な生徒なんです】
ということでのブログを以前書きました。
さて、弊社のスクールでは、例えばバレエであれば、balletplus1 という制度を取り入れています。これは、弊社ならではの制度ですが、バレエ を学ぶ生徒が、並行して ピアノ、英会話 、歌 、ミュージカル 、話し方、定額制オンライン学習塾 の受講 、など
バレエだけでなく、プラスアルファで、語学、芸術系、学校のお勉強✏、各種イベントやワークショップ..e.t.c
など様々な事を併用して学べるシステムがあります。
これは、私自身特化型よりも万能型を好む傾向にある
という理由と、私自身が生き抜く手段として、なんでも屋であり続ける必要があり、
そこで信頼や仕事を勝ち取ってきた経緯からも、なんでも柔軟な視野で多彩な引き出しを持って欲しいという思いもあります。
「一つのことだけに特化する」、「一つのことだけを極める」。
ということは勿論大切なことです。
職人さんはまさにそれでしょう。そして、極め続ける美学が日本らしさかな？と思います。
ただし、それはほんの一握りの選ばれた人間。
私がこれまでお仕事をしてきた中で、元宝塚のトップだった方、劇団四季の元主役、大河ドラマに役付きで出演されている方、そして今もCMにメインで出ているモデル兼女優さん。
などがおります。
仕事でご一緒したことがきっかけ、有名になる前からの古い知り合いだったなど、ですが、そのうちブログで顔出しOKだったら(笑)登場させようかなと思いますが、
その世間的には、選ばれた人間と思われている方々でも、実際は一つのことをきっかけに、この世界で、しっかり残るために展開している。
柔軟になんでも対応し、決して物事を選ばない。
今も仕事は二つ返事が基本。といった方々ばかりです。
世の中の多くは、広い視野、柔軟な考え、多くの場面で形にできる対応力が求められます。
サッカーにおきかえて代表的な話を１つ
今回のタイトルでも書いた
完璧なチームとは8人の明神と3人のクレイジーな選手で構成される
のサッカー話ですが、
昔日本代表にフランス出身のトルシエという監督がいました。
彼は、対人プレーが弱点の日本人が、世界の攻撃力に立ち向かうための秘策として、
フラットスリー（ACミランのフラットフォーを日本版にアレンジしたもの)という戦術を導入しました。
CBを３枚横一線に並べ、ディフェンスラインを徹底的に連動させ、
ラインの上げ下げを細かく行い、オフサイドトラップ仕掛ける。
という戦法です。
オフサイドにかけることで、屈強な世界の選手達との、対人プレーを避ける頭脳的な戦術ですね。 さらに、非常に細かい指示でも有名で、一人一人のポジショニングやパスの連動、動きなどにも細部にまで指示を出し、個々の能力よりも、
トルシエの戦術や指示に従い、当てはまる選手のみを徹底して起用し続けた異色の監督でした。
当時この代表格といえば、世界に通用する左足で抜群のテクニシャンだった中村俊輔だったり(彼は素晴らしい選手でしたが当時は、まだチームプレーよりも個人プレーが多く、割と監督に対しても反発的な選手でした)、対人の強さであればボンバー中澤選手あたりも日本で言えば個で抜けていましたが(彼も当時すでに、日本を代表する大型CBでしたが、直前合宿で北欧のチームに対人でやられていたことが要因かな？と当時思いながらみてました)、最終的に彼らは最後の最後に落選。
ほとんど23,4歳平均の若すぎるチームに、経験値と若手の模範いう点で、
最後のピースとして、既に大ベテランとなっていたゴン中山と秋田豊を選出し、
トルシエの戦術に当てはまる選手達と、経験があり、試合に出る出ない関係なく、
ベンチにいるだけでも大きな安心感をもたらした2名のベテランという、
ただうまい23人ではなく、チームのバランスに特化した23人で戦うことになりました。
そんなトルシエの名言ですが
完璧なチームとは、8人の明神と3人のクレイジーな選手で構成される という言葉を残しました。
明神とは明神智和という選手で、かつてトルシエジャパンで右のウィングバックを担当した本職はボランチの選手です。
彼は、まずスタミナがあり運動量が豊富。飛び抜けた技術や、派手なプレーはありませんが、しっかり守備の穴を埋めることができる選手で、しっかりパスも繋げて、ここぞという時のミドルシュートもあり、チームの攻守のバランスをとることに長けていた選手です。 そして、戦術眼が高くどんな監督の戦術もしっかり理解し、タスクを確実にこなせる選手でした。
余談ですが、ボランチの選手であって、右サイドはそこまで得意な選手ではないのです。
そんな彼ですが、自分が出来ることと、周りから望まれていることを理解し、
苦手な右サイドであっても、まずは自分のプレーを出しながら、自分の出来ることをしっかりとやりながら、周りの選手がいかに気持ちよくプレーできるかといった、究極の黒子役として、トルシエジャパンでスタメンとしてプレーしていました。 ある意味究極の器用貧乏という言い方もできるかもしれませんが、彼が入った日本代表は、大きく崩されることなく、少ない得点機会ながら確実にゴールを奪い、
ベスト16まで進む快進撃となりました。
社会で重宝されるのは
これは一例ですが、チームを機能させるのはこの強い選手ではなく、バランスの良い選手です。社会でもあてはまりますが、
その時に「これしか知りません」「これしか出来ません」「これやりたくないです」
ではなく、「これも知っています」「これも出来ます」「これもやってみます」
そういった人は、多くの可能性を掴み取ることができます。
広い視野、発想で多くの事を経験する中で
マルチプレーヤー(ユーティリティ)な存在こそが、チームをより輝かせる。
８人の明神選手と、安心感のあるGKと、２人のクレージー(メッシとかロナウド級の)選手がいれば、機械的で穴がないし、クレージーな選手は止められないだろうし、
確かに、、全く負ける気がしません。笑
トルシエ監督の奇天烈さを知れる伝説のDVD
懐かしいな。当時はやったサッカー戦術本。一時サッカー好きすぎて愛読してました笑。
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