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3月の雨-Waters Of March 制作日記



制作記録。制作仕事の大半はお客様側の希望にどれだけ沿ったものが作れるかである。

それはそれで、なんだか幅が広がって自分でもレベルアップした(そんな気になっているだけかもw)ような気になるが、そんな私も年に数本だけ自分よがりの作品に精を出すことがある。

2006年頃からお世話になっている、全国の音大や芸大の先生方や作曲家の先生方が立ち上げた作曲の協会組織(音と音楽・創作工房116(acsm116) があり、毎年作品制作のお声がけをいただいている。


元々私が学生時代から研究してきた専門は、「現代音楽」の分野の1種であり、

ミュージックコンクレートとか電子音響とか言ったりするのだが、いわゆる抽象的とか、アバンギャルドな一種。無調あるいは調整感が少ないものと言えば分かる人にはピンとくるかもしれない。


少しばかり思い出話になるが、実はこの分野で、それこそ2006年か7年、作曲賞(小さなカテゴリーであるが一応日本一)を受賞することになった。


賞金は一夜にして、その場にいた沢山の人たちに酒を奢りまくり一瞬で消えたのだが)、

その後、フランスへの短期留学に繋がったり、フランスのドローム地方の、国際フェスへの作品出展、国内でもアートイベントや、美術館での展示イベント、コンサートホールに、ライブハウスなど、ほぼ毎月のように作品を作っては出演しまくっていたちょっとイケイケな気分にさせてくれた時代がある。

まぁ当然これだけで食えたら苦労はしないわけで、結局は「このジャンルは自分の趣味の範囲でマイペースに発表していく」というスタンスに代わり今に至る。


話戻って、今年もご縁で作品制作のお声がけをいただき、会社仕事の合間合間に作成してきた。

制作期間は、音素材作りから始まり大体2ヶ月くらい。私の中ではかなり短い短編作品だ。


そのうち協会を通じて来る場所にて発表になる予定である。

そんなこんなで今も、作曲家の原点の、利益度外視した音楽ジャンルを細々続けらる場所があることは実はちょっと幸せなことなのかも。と思ったりする。


Waters Of March

There are no difficult expressions.

A calm spring approaching sky, vermicelli, spring thunder audible in the distance

It expresses the landscape description of this season, or the psychological description of this season.

"Waters Of March" is sprinkled with somewhat bright and somewhat sad sounds.

These sounds make me feel nostalgic.




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