前回備えあれば憂いなしシリーズvol1(生徒編)をお伝えしましたが、
この仕事をしていると様々なリスクに予め対処しておく必要があります。
先のコロナ化においても特にそうです。
以前、緊急事態宣言で、
というブログを書きました。
全ての人にステイホームとは言えない現状があるということで、リアルな小規模経営者のおかれている現状を、正直な気持ちとしてブログに書きました。
これが同じ経営者や、個人事業で生計を立てている人たちからは、そこそこ好評をいただき、
各SNSでもシェアいただき、「あ〜同じ想いの人って実は他にもいるんだー」と、あの時はとても勇気づけられました。
各所からいろいろ励みのお声もいただきありがとうございました。
友人や知人、そして地元の幼馴染などから、酒、食べ物、大量のお米をいただいたり(笑)、
オンライン企画では、多くの投げ銭をいただいたり。
おかげさまで、苦しい数ヶ月を乗り切り、あれから約1年。ピーク時とまではまだまだ行きませんが、今もしっかり負けじと運営しております。
さて、緊急事態宣言、
神奈川県(1都3県)の延長が決まりました。
終息ではなく収束とよく表現されますが、情勢は収まってもまだまだ解決には向かっておりません。
もしコロナ感染者がお店に出た場合
さて、そんな中これは、川崎市の場合ですが、もしお店(会社)にコロナ感染者が出た場合、
経営者や運営側はどんなことをしなければならないのか、について知る必要がありますね。
1 接触者のリストアップ
検査陽性者の方が
発症している場合、発症日の2日前以降
無症状の場合、検査検体採取日の2日前以降
の期間(感染可能期間)に接触した、濃厚接触者に該当する可能性がある方のリストアップが必要です。
ちなみにここでいう 「濃厚接触者」とは 感染者(「無症状病原体保有者」を含む。以下同じ。)の感染可能期間に接触した方のうち、次の範囲に該当する方です。
・ 感染者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった方 ・ 適切な感染防護無しに患者を診察、看護若しくは介護していた方 ・ 感染者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い方 ・ その他: 手で触れることのできる距離(目安として 1 メートル)で、必要な感染予防策なしで、感染者と 15 分以上の接触があった方(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から感染性を総合的に判断します)新型コロナウイルス感染者から、感染可能期間に接触のあった方々について、関係性、接触の程度などについて、保健所が調査(積極的疫学調査)を行い、個別に濃厚接触者に該当するかどうか判断します。
なお、15分間、感染者と至近距離にいたとしても、マスクの有無、会話や歌唱など発声を伴う行動や対面での接触の有無など、「3密」の状況などにより、感染の可能性は大きく異なります。
そのため、最終的な判断である濃厚接触者にあたるかどうかは、このような具体的な状況を伝えた上で判断されます。
うーんこれだけでもものすごーく手間で時間がかかります。。。
2 施設の消毒
次に、施設の隅々まで消毒が必要です。
新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)外部リンクを参考に、感染者が触れた箇所や使用した箇所を中心に、消毒及び換気等を実施してください。
ただでさえ忙しく、ただでさえ例年よりも売り上げが下がっている経営者が多いと思いますが(一部例外を除く)、あの手この手と頭抱えながら、日々働いているはずですが、
ただでさえ忙しいのに、対応すべきことが更に、山のように増えるわけです。
そして、この気になる、消毒費用にかかる費用。
対応方法は、このように書かれています。
(1)その場を管理している者(管理者)が消毒する
自宅の場合は患者もしくはその家族
会社の場合はその会社の職員
(2)管理者から消毒業者へ消毒を依頼し、業者が消毒する
どちらの方法にしても消毒にかかる費用は「自己負担」となります。
自己負担と言われても、今まで遭遇したことのないような事で全く、相場がわからない。。。
消毒だって何が正しいのか知識なんかない。
と言う方も多いですよね。業者に対応いただくのがベターだと思いますが、
大体の相場調べてみました。
参照
業者に依頼すると、「1平米数千円」
と言うパターンが多いようです。
弊社の場合だと1店舗の広さが大体90平米。一番小さい店舗がマンツーマンピアノ教室がメインの菅生校で40平米。
と言うことですので、
1店舗につき、十数万〜30万程度と言うことになります。
実際最も懸念すべきこと
風の噂では数百万円と言う噂もありましたが、実際に調べてみると思ったよりは、、、と言うところですが、まぁしかし、もちろん店舗が広ければそれだけ高額になりますし、これはあくまで消毒費用。
私たちが懸念すべきは、その後です。
コロナウイルス発生時の時は特にそうでしたよね。
「既にあなたのスクール内にも感染者がいるはずだから一刻も早く休業しろ」
「あなたたちのせいでコロナが増える」
「休業しないのは悪だ」
「明日から仕事やめます(明日から急ですが休みます)」
「コロナになったがために村八分になった」
実際に私の知人のある田舎町では
「いじめが発生した話も聞きました」
過度に騒ぐ人、噂だけを信じる人、そして憶測だけで自分が正しいと思い込む人、
人って恐ろしいですよね。
しかしそんな経験をしたもので、また少し強くなれたかなと思うのですが、
つまり、コロナが出た噂はすぐに広まります。
つまり、しばらくの間休業を余儀なくされるでしょう。
十数万円の消毒費より、こちらのほうが最も痛いですよね。
緊急事態宣言の時、営業しなくても出ていくお金は数百万単位と言うことを(うちのような小さな規模のレベルで)解説しましたが、またしても同じようなことが起こってしまいます。
人によってはまるで悪であるかのようにずーっと噂を垂れ流し続ける人もいるでしょうし、
そのせいで、評判も多少下がるでしょう。
お客さんが戻るのはもっと数ヶ月、一年、もっと先になるかもしれません。
正直我々はいつまでビクビクしながら、
いつ出るか分からないコロナに怯えつつの対策をしながら仕事をしなければならないのか。
と言うわけで、
前振り長くなりましたが、
そんな全ての事業者にお勧めしたい弊社が加入している保険、比較した保険について今日は紹介します。
補足
ちなみに、個人用はそれなりに出ていますが、事業用ともなるとリスクが大きいため、まだまだ希少な保険です。この情報を知っておいて良かったー。そんな、日々、新聞やニュースを細かくチェックし、アンテナを常に張り巡らせている方か、横の繋がりがしっかりされている方であればこその、知る人ぞ知る情報になります。
東京海上日動保険
先の東京海上日動ホームページより、
新型コロナウイルス感染症に関する各種商品の改定について(2021年2月実施の改定について)
1.「感染症」を補償対象としている商品につきまして、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(以下、「感染症法」)」の改正*後も、引き続き新型コロナウイルス感染症を補償対象とする商品改定を実施いたします。
2.超ビジネス保険(休業補償条項)「感染症補償特約」につきまして、対象施設の占有部分に新型コロナウイルスの感染者が発生した場合に限り、保健所その他の行政機関による消毒命令等がない場合でも保険金のお支払い対象とする(ただし、対象施設の占有部分について、必要かつ有益な消毒が実施される場合に限ります。)商品改定を実施いたします。
*感染症法における新型コロナウイルス感染症の位置づけが「指定感染症」から「新型インフルエンザ等感染症」に変更されます。
と言う記載に変更されました。
これを受けてコロナウイルスに万が一、会員様が感染した場合の保険が商品として販売になりました。
事業者には朗報ですよね。
とにかく感染時の経費だけでなく、休業停止時の補償などもカバーできる点が魅力です。
金額について
グレードや保証内容にもよりますが、月額1万円弱〜数万円。
※弊社はある特殊なご紹介経由で申し込みましたので、上記よりお安く加入しましたが
通常は、代理店経由などで直接お問い合わせいただく形になろうかと思います。
日本は割と安全で信頼できる国。
個人でも各種保険商品が販売されていますが、
事業者としても、倒産防止のための保険や、融資時の保険、など様々な保険商品があります。
もちろん選別は必要でしょうし、考え方は人それぞれでしょうが、万が一のために「お守りがわり」と考えれば必要なことかもしれないですね。
以上備えあれば憂いなしシリーズということで、今の世の中に必要な保険ということで
紹介しました。
ワクチン接種も始まり、人類がコロナに打ち勝つまで後少し、気が緩んでいる時こそ危ないですから、
私たちも気を引き締めてしっかり供えた上で、ウイルスに打ち勝つ歴史的な日を見届けましょう!
STartcreation株式会社
音源制作(バレエ、新体操、フィギュアなど各種競技用の音源代行) 幼稚園、保育園、学童、ジム、隙間時間を活用したレッスンの提供 各種習い事スクール(語学、音楽、ダンス、その他カルチャーオンラインレッスン) 舞台、イベント立案・制作(音楽、ダンス、映像、パフォーマンス) 各種レンタルスタジオ事業 地域創生プロジェクト(地域活性化における各種提案) 習い事スクール主宰者向けサポート事業
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